2023年12月28日

女性の気分の落ち込みは鍼灸で解決する!

気分の落ち込みに日常が支配されていませんか?

それは鍼灸で解決できるでしょう。

なぜなら鍼灸は気分の落ち込みの原因であるホルモンバランスを整える事が出来るからです。

★目次★

1.女性の気分の落ち込みの原因

2.ホルモンと気分の落ち込みの関係

3.ピルとうつ症状

4.自宅で出来るデトックス方法

5.当院の気分の落ち込みの施術

6.患者様の症例(施術と食事アドバイス)

7.まとめ

 

1.女性の気分の落ち込みの原因

男女平等と言いながらも社会的に求められる女性像はまだまだ偏りがあります。

その中で様々な役割があり完璧を求められることも多く、強いストレスが原因にもなります。

ですが今回は女性の一生のホルモンバランスの変化から見ていきましょう。

 

女性は産まれてから死ぬまで身体が大きく変わりますがそれにはホルモンが関わっています。

まず第二次性徴で初潮を迎えることで毎月の生理が始まります。

この毎月の生理も生理前と生理後でホルモンの分泌が変わります。

 

次に妊娠・出産・育児でも大きく身体が変わり同時にホルモンバランスも変わります。

妊娠中は生理が止まり、出産するとすぐに母乳が出て、育児中で辛いのに生理が再開します。

この一連の流れでも身体が変わるのが分かりますね。

 

最後に更年期から老年期にかけてもホルモンバランスが大きく変化します。

毎月来ていた生理が遅れたり止まったりを繰り返しながら閉経を迎えるゆらぎの時期の更年期。

閉経し老年期を迎えるとホルモン分泌量やホルモンを感受する機能の低下が起こります。

 

このように一生を見ても身体は大きく変化しホルモンバランスも大きく変動するので、その時々で気分の落ち込みなどの症状が出てしまいます。

 

2.ホルモンと気分の落ち込みの関係

生理には女性ホルモンのエストロゲンとプロゲステロンが大きく関わっています。

このエストロゲンは幸せホルモンと言われる気分を明るくしたり不快感や興奮など大きな感情のゆらぎ等を鎮めたりする感情の調節をしているセロトニンと関係があります。

もともと女性はセロトニンの分泌量が少なく感情的になりやすく落ち込みやすいのですが、さらに生理前にはエストロゲンが減ることでセロトニンも減ってしまい気分の落ち込み、やる気が出ない、勝手に涙が出る、イライラが止まらないなどの症状が出てしまいます。

 

妊娠するとHCG(ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン)という妊娠の維持に重要なホルモンが生成されます。妊娠初期~産後数週間がもっとも多くなりますがこのHCGはプロゲステロンの生成を促します。

プロゲステロンが増加すると身体の防衛機能が働き、気分の落ち込みやイライラや眠気など、むくみや食欲が増加する事もあります。

 

更年期~老年期に差し掛かると閉経に伴い生理周期が変化しホルモンバランスが大きく乱れることで更年期障害と言われる様々な症状が出ます。この時に気分の落ち込みや不安感などのうつ症状という精神的不調も起こりやすくなります。

老年期になるとホルモンの血中濃度が低下します。また、ホルモン濃度が下がらなくてもホルモン受容体の感受性が低下する為、内分泌機能は低下します。それに伴いストレスの耐性も低下するので気分が落ち込んでしまうといった事になってしまいます。

 

3.ピルとうつ症状

実はピルを服用して気分の落ち込みやうつ症状が出ることがあります。

当院の患者様にも「ピルを服用したら生理痛はマシになったが精神的な症状が出て辛くなり服用を止めた。」という方が多くいらっしゃいます。

ピルは無理矢理ホルモンを調整するので身体の反応を無視しています。

 

当院の施術ではまず身体の調子を整える為、デトックスをするところから始めます。

その時にピルを服用されている(されていた)患者様の全員が施術後の生理の経血がどす黒い濁った赤色、ドルンとした血の塊が出てきます。

これは東洋医学で言う瘀血(おけつ)といった血の流れが悪くなり老廃物が溜まったものです。

これが子宮に溜まると冷えてしまったり子宮筋腫の原因になったり重い症状の原因になることも。

身体自体の反応が無視されているので身体が悲鳴を上げて精神的な症状になっている事もあります。

ピルを服用する時は十分に気をつけて下さい。

 

4.自宅で出来るデトックス方法

白湯を飲むのが良いと言われますが、この白湯の作り方が大事です。

レンジで温めていませんか?コレNGです。

「作り方」

  • やかんを使ってコンロの火で沸かしてください。
  • 沸騰してもそのまま火を止めず10分ほど沸騰させながら火にかける。
  • 10分経ったら火を消して飲みやすい温度まで自然に温度が下がるのを待つ。

 

沸騰してもすぐに止めないのは水の中の不純物を取り除くためです。

また、一緒に鉄分が摂れると良いので沸騰してから鉄卵を入れるとさらに良いでしょう。

 

火は邪気を祓うと言われています。

身体の邪気を祓うために火でしっかり沸かした白湯を飲んでみて下さいね。

 

5.当院の気分の落ち込みの施術

当院では気分の落ち込みなどの症状は鍼や灸でアプローチします。

子宮周りのお腹だけでなく患者様一人一人に合った全身のツボを刺激する事で脳が活性化しホルモンを生成・排出する司令塔に働きかけます。

すると脳から「ホルモンバランスが乱れているから乱れないように調節せよ。」とホルモンを排出している臓器などの全身に働きかけます。

この脳からの指令によって患者様ご自身の力でホルモンバランスの乱れが整っていきます。
するとホルモンバランスの乱れから起きていた気分の落ち込みは自然と改善へ向かっていきます。

鍼や灸は患者様ご自身で改善をするキッカケを与える施術となりますので副作用はありません。

なぜホルモンバランスが乱れたかは個人によって原因が違いますので同じ気分の落ち込みでも施術方法は変わります。
当院ではあなたの体質と原因に合わせたあなただけのオーダーメイドの施術を行います。また、鍼が怖いという方には刺さない鍼などで施術を行ったり患者様に合わせた刺激で行いますのでどんな事でもお気軽に仰って下さいね♪

 

6.患者様の症例(施術と食事アドバイス)

50代女性 宝塚市

(症状)気分の落ち込み・不眠・不安感

若い時から気持ちの落ち込みや気になる事があると不安になりコントロールが効かなくなり、眠れないとの事でした。

不安感から呼吸も浅くなり胸痛も出ていました。

(施術)心を安定させる施術 ホルモンの活性化や体温を高める施術

    全身に68本程度の鍼施術

    冷えている時のみ温灸施術

(食事アドバイス)気分の落ち込みがあるとの事でしたのでクルミを勧めました。
         間食にお菓子ではなくクルミに変えて下さいました。クルミの食感も好きになり今では欠かせないそうです。

(結果)気分の落ち込みがあっても以前のようにコントロールが効かなくなることが少なくなり、気持ちの切り替えが出来るようになり夜も眠れるようになりました。

胸痛が出ると自分で呼吸が浅くなっていると客観視できるようになり落ち着いて物事を考えられるようになりました。

 

 

30代女性 宝塚市

(症状)生理前の気分の落ち込みとイライラ

生理前の感情コントロールが出来ず、何もしたくないほど気分が落ち込んだかと思えば他人の一言で抑えられないほどの怒りの感情がありました。

(施術)10代からピルを服用していたこともあり念入りにデトックス施術

    全身に812本程度の鍼施術

(食事アドバイス)ジャンクフードを多く食べていましたので控えるようにお伝えしました。
         胃のむかつきも減り、身体が軽くなったそうです。

(結果)施術開始から6か月間ほど生理のたびに黒い経血と塊が排出され、経血量も多くなりました。

    施術開始直後は下痢になり12回以上

 

    7ヶ月ほど経ったころにピタッと経血が鮮血になり黒い経血と塊がなくなり経血量が戻りました。

    それと同時に気分の落ち込みとイライラも激減し、日常と変わらず生理前も過ごせるように変わりました。

      病院と相談のうえ、施術開始から少しずつピルを減らし今ではピルの服用もしていません。

 

7.まとめ

このように女性は身体の変化とともにホルモンバランスも変化し気分の落ち込みなどの精神的な症状も出てしまいます。それは性格が問題ではありません。ホルモンバランスの乱れからきています。

鍼灸はホルモンバランスを自分の力で整えるキッカケを与えます。

自分の力で整えるので副作用はありません。

 

気分の落ち込みやうつ症状などで辛い!!

そんな方は当院の鍼灸を受けてみませんか?

あなたに寄り添った施術をお約束いたします。

 

ご相談のみは無料ですのでお気軽にお声がけください。

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はり・きゅう たかこの鍼