2024年01月12日

その寝不足は自律神経の乱れが原因かもしれません

朝起きてもスッキリしない。

起きるのが辛い程の眠たさがある。

そんな寝不足にお悩みではないでしょうか。

 

寝不足は鍼灸で解決できるでしょう。

それは鍼灸で自律神経を安定させることで寝不足が解消できるからです。

 ☆目次☆

1.自律神経は何をしているの?

2.自律神経が乱れる原因

3.睡眠と自律神経の関わり

4.寝不足の症状

5.寝不足にならない為の対策

6.鍼灸で自律神経を整えて寝不足を脱却!

7.症例(施術と食事アドバイス)

8.まとめ

 

1.自律神経は何をしているの?

自律神経は無意識に生命維持に必要な活動をしています。

体温調節や心臓の拍動や血圧や消化吸収活動などが当たります。

 

また、自律神経には交感神経と副交感神経がありこの神経の変動のバランスの調節が正常に行われることで人は元気に活動ができて、しっかり休むことができます。

 

交感神経はおもに日中に活動をする時に優位となります。

体温の上昇・心臓の拍動の上昇・血圧の向上などがあり身体が活動する時に高まります。

副交感神経はおもに休息時に優位となります。

食べ物の消化吸収・睡眠・体温の低下・血圧の低下などがあり身体が休まる時に高まります。

 

2.自律神経が乱れる原因

自律神経が乱れる主な原因は

*ストレス*

人間関係などの精神的なストレスや過度の肉体的ストレス

*運動不足*

長時間の座位や寝たままで体を動かさずエネルギーの消費量の低下

*食生活の乱れ*

暴飲暴食や過度のカフェインやアルコールの摂取、不規則な食事時間

*環境の変化*

季節の変わり目、転職、部署変更、引っ越しなどの変化

*ホルモンバランスの乱れ*

生理期間、妊娠、出産、更年期などの女性ホルモンの変化

 

様々な要因がありますが、自律神経が乱れると様々な不調が起こります。

その中で睡眠と自律神経の働きをお話しします。

 

3.睡眠と自律神経の関わり

入眠には自律神経が大きく関わっています。

寝る少し前に体温が上がり、その後に体温が下がってくる頃に入眠するのが良いとされています。

 

入浴をする事で交感神経が優位になり血流・脈拍が向上し体温が上昇します。その後、体温・脈拍が上がりすぎないように副交感神経が働き体温・脈拍を低下させていきます。

この時に副交感神経はリラックスさせる働きがあるのでそのまま入眠ができて深い睡眠になります。

 

しかし、自律神経が乱れて交感神経が優位になっていると、ずっと覚醒した状態になるので体温が下がらずほてった状態が続いてしまうので目が冴えてしまいます。

副交感神経が優位になっていると、体温が上昇しにくいのでずっと冷えた状態になり眠っても浅い眠りになり疲れが取れません。

それを繰り返すと寝不足になり様々な症状が出てしまいます。

 

4.寝不足の症状

寝不足になると様々な症状が出てきます。

当てはまるものはないでしょうか?

寝付けない・途中で目が覚める・朝早い時間に目が覚める・朝起きられない・眠りが浅い・一日中眠たい・疲れやすい・頭がボーっとする・集中できない などの症状が現れます。

 

寝不足になると交感神経優位の状態が続くので消化機能が低下し消化不良を起こしたり、ニキビが出てきたり、便秘や下痢を起こすこともあります。

 

 

5.寝不足にならない為の対策

グッスリ眠る為に自分で出来る方法をお伝えします。ぜひ試してみて下さい。

*起きたら朝日を浴びる*

陽の光を浴びることで交感神経優位に切り替えます。雨の日など太陽が出ていない時は部屋の蛍光灯を付けるなどをして起きたら光を身体に当てて覚醒をしてください。

*朝食を食べる*

体温上昇の為のエネルギー補給をします。朝食を食べることで午前中から体温が向上し交感神経優位なり活動を活発化させます。

*間食をダラダラしない*

間食はエネルギー不足を補うのには有効ですが、ダラダラと食べてしまうと交感神経と副交感神経の切り替えが乱れてしまいます。

*軽い運動を行う*

運動を行い交感神経優位にすることで日が沈む夕方以降に副交感神経優位に切り替わりやすくなります。

運動を行う時間がない程忙しい!そんな方はラジオ体操をしてみて下さい。

本気で行うと汗をフワッとかくほど身体がポカポカします。

*湯船に浸かる*

しっかり温まる為に湯船に浸かって下さい。リラックス効果も高まります。

生理期間などで湯船に浸かれない時は足湯などをして体温を向上させてください。

*寝る前のスマホ禁止*

明かりと刺激で眠れなくなります。寝る前は止めましょう。

*アルコールはほどほどに*

寝る前の晩酌はほどほどにしてください。コップ1杯で終わるように。

アルコールで眠っても眠りが浅く3時間ほどで目が覚めてしまいます。

 

これを行っても寝付きが悪い。すぐに目が覚める。眠りが浅い。などで寝不足が続くようでしたら自律神経の乱れが大きくなっています。

様々な要因がありますが、一人で悩まずご相談ください。

 

6.鍼灸で自律神経を整えて寝不足を脱却!

鍼灸はツボを刺激する事で脳を活性化させます。すると自律神経の調節を行う司令塔に働きかけることで交感神経と副交感神経の乱れを調節します。

鍼灸はあなた自身の力で自律神経を整える能力の向上の手助けをします。

ご自分の力で整えていくので副作用はありません。

 

また、鍼灸は血の巡りが向上しリラックス効果も高いので施術中にスッと眠って身体が回復する事もあります。

神経が昂って寝たいけど眠れない。そんな方は鍼灸を試してみて下さい。

 

7.症例(施術と食事アドバイス)

50代 女性

(お悩み)気になるとそればかり気になり眠れない

(施術)交感神経優位になり常に緊張状態が続いている状態の自律神経を安定させる施術

    全身に8本程度の鍼施術

    お腹が冷えている時はお腹の温灸施術

(食事アドバイス)緊張状態が続いているので香りのあるパクチーやパセリやミントを勧めました。

         香りのあるものを食べるとスッキリし一度リセットできたようです。

(結果)施術初日は鍼刺激に緊張し、施術中は力が抜けず身体がガチガチの状態でしたが、帰宅後フッと緊張がほぐれ30分程深い眠りに付き身体がスッキリした。

3ヶ月ほど施術を続けるうちに施術中もリラックスが出来るようになり途中で眠れるほどになり、夜も短時間ですがグッスリ眠れるようになり朝がスッキリすると寝不足が解消されました。

現在もさらに快適に眠りたいと施術の継続中です。

 

 

40代 女性

(お悩み)一日中眠たいのに寝られない。寝たら起きられない。

(考察)仕事・日常のストレスからくる自律神経の乱れ その他、気分の落ち込みなどの精神的症状もあり

(施術)自律神経安定の施術

    刺さない鍼、全身に4本程度の軽い鍼施術

(食事アドバイス)虚弱タイプでもあるので滋養のために山芋を勧めました。

         なかなか食べれなかったようで変化は分からなかったそうです。

(結果)強い刺激を行うと気分が悪くなるほどの自律神経の乱れと身体の循環の低下がありました。

体調に合わせて刺さない鍼を数か所、もしくは全身に4本程度の軽い鍼施術

施術の継続で自律神経が安定し精神的症状が回復傾向になり表情の変化が見られました。

施術中はリラックスが出来るようになり眠る事が出来るようになりました。

自宅でも3時間ほどはグッスリ眠れるようになり入眠までの時間も短縮しました。

身体が回復していないので朝はまだ起きにくい症状があります。

今後も継続して施術を行う予定。

 

8.まとめ

寝不足はただ眠れないだけでなく様々な要因が関わっています。

肉体的・精神的なストレスで眠れないこともあります。

女性はホルモンバランスの変化から眠れない日々があり寝不足になる事もあります。

 

運動やリラックス効果を試しても変化がない!寝不足で辛い!!

そんな方はお気軽にご相談ください。

あなたに寄り添った施術をお約束いたします。

一緒に寝不足を解消して清々しい朝を迎えましょう♪

 

 

ご相談のみは無料ですのでお気軽にお声がけください。

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